Ekstra Bladet  2004.3.19 原文 | 英訳
ヴィゴはデンマーク映画出演に意欲的

デンマーク系アメリカ人の映画スターが、Nordisk Film のスクリプトを読んでいる。

Ekstra Bladetの写真 「来年、スペインの作家アルトゥーロ・ペレス・レベルテが書いた5冊の本に基づくスペイン映画で、主役のアラトリステを演じるんだ。」 ヴィゴ・モーテンセンは Ekstra Bladet のインタビューで、『El Capitán Alatriste』というタイトルになるであろう次の映画プロジェクトについて語った。

「この映画はスペイン語なんだ。僕は家族と長いことアルゼンチンに住んでいたから流暢に話せるけど、おそらくアルゼンチンのアクセントを変えないといけないだろうね。もっとスペインのスペイン語になるように。」 1億6千万クローネというスペイン史上最大の製作費で、アグスティン・ディアス・ヤネスが監督する映画について話す。

著者アルトゥーロ・ペレス・レベルテの Capitán Alatriste についての5冊の本は、スペイン語圏で極めて人気がある。

Capitán Alatriste の最初の本では、亡き父がフランデルンでアラトリステと共に戦った、イニーゴ・バルボアの話が語られている。そのため、どことなく一匹狼のアラトリステは、1620年代のマドリッドで少年の成長を見守ることを約束することとなる。そして、そこからファンタジーと激しい戦いの物語が展開されるのである。

この映画の監督 アグスティン・ディアス・ヤネスは、主役にヴィゴ・モーテンセンを選んだことについて、次のように話している。

「ヴィゴには、年齢、プロ意識、強く美しい体、そして、良いルックスがある。彼は今日の数少ない真のアクション・ヒーローの1人だ。アラトリステは一匹狼で、何とでも誰とでも戦う。彼は自分の掟に従う男なんだ。」と、ヤネスは言う。

デンマーク映画の役

Ekstra Bladetの写真 映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のアラゴルン役の後、ヴィゴ・モーテンセンは世界の有名スターのトップテンに入った。そして、彼は間もなくデンマークの映画館にもやってくる。3月26日に大作『Hidalgo』が公開になる。

ヴィゴはセレブになったにも関わらず、できればデンマーク映画に出演したいと Ekstra Bladet に話す。今少なくとも2つのデンマーク映画、Susanne Biers の『Brødre』、そして Bille Augusts の『Return to Sender』に出ている、コニー・ニールセンと同じようなかたちで。

「面白いと思うし、大きなチャレンジになると思う。もしストーリーが良ければ、デンマーク映画に出演すると思うよ。出演料がそんなに良くないとしても、それはまったく重要じゃないんだ。ちょうど Nordisk Film からスクリプトを受け取ったところだけど、まだ読む時間がないんだ。」 ヴィゴはそう話す。

Nordisk Film の映画プロデューサー Thomas Radoor は、ヴィゴにオファーした映画のプロジェクトについて、現在コメントを出そうとはしていない。

translated by yoyo (special thanks: Viggos danish chick)