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人気と仕事が増えたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に出演した結果だとモーテンセンは認識する。

By Juan Carlos García

【2004年4月20日 メキシコシティ】
アメリカ人俳優のヴィゴ･モーテンセンは、Arturo Pérez Reverte の原作に基づく映画 『El Capitán Alatriste』でガエル・ガルシアと共演することはチャレンジだと認めた。

ヴィゴは記者会見で、このメキシコ人若手俳優の作品を数本見たことがあり、才能豊かで知的だと思うと語った。

「彼はとても素晴らしい俳優だよ。ガエルは良い仕事をしてきている。“El Che” （訳注：The Motorcycle Diaries の役名） のような仕事ぶりは好きだよ。この映画で彼と一緒に仕事をするのは、とても面白いチャレンジになると思う。撮影は来年初頭に始まると思う。」 彼はそう言った。

45歳のこの俳優は、最新作『オーシャン・オブ・ファイヤー』のプロモーションでメキシコシティにやって来た。この映画には、オマー･シャリフも出演している。

人気と仕事が増えたのは、アラゴルンを演じた『ロード･オブ･ザ･リング』三部作の成功のおかげだと、モーテンセンは認めている。

「ロード･オブ･ザ･リングのおかげで、仕事のオファーがたくさん来るようになった。オーシャン･オブ･ファイヤーもその1つだよ。自分はラッキーだということを認識している。なぜなら、チャンスをつかめなくて、家族を養うために俳優以外の仕事を探さざるを得ない友人たちがいるからね。」

「今、自分に必要なのは、ほんの少しの自由な時間だよ。この映画のプロモーションも終わりになるから、息子と一緒に過ごすためにニューヨークに戻るんだ。」 彼はそう言った。

『オーシャン・オブ・ファイヤー』は、アメリカの混血馬が、20世紀初めにアラビアのレースに参加する話である。メキシコでは、4月30日に公開される。