New York Daily News  2004.2.25 原文
Back in the saddle (要約)

By Nancy Mills

オスカー受賞式の興奮を味わいたくないかと聞かれ

「この数年で、人生十回分以上の注目を浴びたからね。」

LotR以前、あまり注目されなかったことについて

「何度もスクリーンテストを受けて落ちたよ。・・・グレイストークやドラキュラを落ちたって後悔していない。スポットライトを浴びた人々がどんなふうにやってるか見る機会があったから。」

父親としての仕事について

「本を読んだり掃除をしたりして遅くまで起きていても、ヘンリーに朝ご飯を作ってやって、学校に出してやらなければならないんだ。」

LotR

「LotRは4年間の神話のクラスのようだった。多文化を受け入れることと思いやりの大切さを、毎日勉強したよ。道で人からアラゴルンだと言われて腹が立つかと聞かれる。別にイヤじゃない。仮にイヤだと言っても、僕にはどうすることもできないし。」

ヒダルゴ(ホプキンズ)とLotR(アラゴルン)について

「人々に受けて、しかも、いろいろ考えさせるような冒険娯楽大作に出演できる俳優はそう多くない。しかも、僕は二本もやれたんだから。ホプキンスの迷いや不安はアラゴルンと似ていなくもない。ネイティブ・アメリカンに対する社会の偏見のせいで、自分の生い立ちから逃れようとする。「生まれ」を表に出そうとはしないんだ。アラゴルンにとっては実際的で、20歳で自分の素性を知ると、名前を変えた方がいいと判断する。最後には、自分自身からも逃れるようになってしまう。元の自分に戻ろうとする、それがアラゴルンの旅であり、ホプキンスの旅でもある。」

映画スターの旅としては、特に女性ファンをねらった役がまだないのでは?

「注意していないわけじゃないよ。裸の役でいいのがまだないんだ。」

translated by estel