Ephëmeris 2003.6.28 原文
ポエトリー・リーディング

By Ringer Spy Saga

ヴィゴは、皆が言うように、謙虚で、全体的に見てとても良い人でした。オーデンセの Magasinet のカーテンが開いた瞬間から、彼は皆を笑顔にさせ、私たちは彼と彼の詩に喝采を送りました。また、彼は国連の旗を取り出し、前にあったテーブルにかけました。彼は主にデンマーク語で話しましたが、なんとか全員にメッセージを伝えることができていました。みんな世界中からやってきていました。デンマーク、スウェーデン、ドイツ、イギリス、アメリカ、それに日本からも!

私はスウェーデン人なので、彼のデンマーク語を理解するのに大きな問題はありませんでした。ただ、彼自身、詩については多少不安があったようで、他の誰かがデンマーク語に訳していました。英語で読むと、意味がはっきりと伝わりました。だけど、デンマーク語の方が、彼のジョークは面白かったです。

その後、彼は何かをスペイン語で読むと宣言し、そして突然 “Silencio” という歌/詩を歌い始めました。素晴らしい瞬間でした... それから、ニュージーランドの詩人の作品をいくつかと、H.C アンダーセンを数行読み、そのあと自分の作品をまたいくつか読みました。

45分くらい続きましたが、あっという間に終わってしまいました。しかし、本のサイン会はその後すぐに始まりました。後ろの列から始めたので、私と私の友人はほとんど最初のグループでした。彼は皆にどこから来たのかたずね、私の本にスウェーデン語(!)でサインをしてくれました。それから、皆にスウェーデンのチョコレートをすすめ、写真も好きなだけ撮らせてくれました。彼は私が今まで会った中でも一番優しい人で、忘れられない日にしてくれました。

9月の終わりまでにデンマークに行くことができるのであれば、オーデンセのBrandtsで開かれているヴィゴの個展『Ephëmeris』をチェックしてみてください。絶対に行ってみる価値はあります!

translated by yoyo