Susana Show から帰る途中のヴァンを、CQCのレポーターのギレルモがつかまえる。
ギレルモ: やあ、ヴィゴ。元気?
ヴィゴ: やあ。
ギレルモ: (サン・ロレンソのT-シャツを指して)スゴイ贈り物だね。
ヴィゴ: すごいだろ?
ギレルモ: あなたは、ある意味ロサンゼルスに住むブエノスアイレスっ子だよね。
ヴィゴ: ここに居るのは心地良いよ。君と一緒ってことじゃないよ・・・だって、僕は君のことを知らないし。だけど、スサーナとはね。即座に。
ギレルモ: スサーナとの様子を見て少し心配したよ。
ヴィゴ: 彼女は可愛いよ。とってもプレシャスなんだ。
ギレルモ: だけど、スサーナももう年だろ?(訳注:彼女は1945年生まれです。)
ヴィゴ: [ヴィゴにパンチが飛ぶ](笑)
ギレルモ: プレゼントがあるんだ。これ何だか分かる?LAじゃ手に入らないと思うよ。見て。
ヴィゴ: [ヴィゴにクエスチョンマークがつく] あぁ、(ドリンク用の)グラスだね!
ギレルモ: 小さな折りたたみ式のグラスなんだ。
ヴィゴ: 僕も1つ持ってるよ。黄色のやつを。
ギレルモ: 皆が見れるように、開けてみてよ。これってLAにあるの?
ヴィゴ: (少し考えて)いいや、この品質のはないね。[ヴィゴに赤鼻がつく]
ギレルモ: サン・ロレンソを見にサンタフェに行ったの?
ヴィゴ: うん。バスで行って、試合の前に選手に会ったんだ。
ギレルモ: 選手用のバスで行ったの?
ヴィゴ: 違うよ。アンラッキーにはなりたくなかったし。
ギレルモ: 引き分けだったよね・・・。ラッキーでもなかったんだ。 [ヴィゴにサッカーボールが飛ぶ] 僕が持ってきたのを見てよ!子供の頃遊んだ、ゴムのボールだよ。
ヴィゴ: (ヘディングする) [ヴィゴの目が赤く光る]
ギレルモは、2人のどちらが有名かを探るためにヴァンを降りるよう、ヴィゴに提案する。ヴィゴは考えて「君だよ」と言う。彼らは車をとめて、ガソリンスタンドのコーヒーショップに入る。店の中の撮影は許可されなかった模様。2人の人がギレルモが誰か分かったが、ヴィゴのことは分からなかった。店の外にヴィゴを待つファンがいる。
ギレルモ: 彼らは君のファンだよ。
ヴィゴは、ギレルモを知ってるか彼らにたずね、皆「知っている」と答える。ギレルモは、ヴィゴを知ってるか彼らにたずねる。ヴィゴは「知らないって言って」と耳打ちする。ヴィゴはサインをし、少年に「誰か興味のある人にあげて」と言う。
ヴァンに戻る。ファンが車を追いかける。ヴィゴは運転手に「待って、待って!」と言う。(訳注:待つというスペイン語、esperá のアルゼンチン訛で Perá, perá! と言っているそうです) コーヒーショップの店員が追いかけてきて、ヴィゴにサインを求める。ヴィゴはギレルモに「彼女にキスしなよ。彼女の口に」とささやく。しかし、ギレルモは「ダメ。何事にもリミットがあるんだよ、ヴィゴ!じゃあ、君が彼女にキスしないと。キスするの?」と答える。ヴィゴは同意する。ファンの女性が子供の名前を言ったタイミングで、ギレルモはヴィゴに「子持ちの女性の口にキスするの!?」と言う。女性はノーと言う。サインが終わった後、ギレルモは「じゃあね。コーヒーを飲みにまた来るよ」と言い、ヴィゴは彼女に「彼にキスしたい?」とたずね、彼女はギレルモにキスをする。ギレルモは、「また来るよ。少なくても、今のキスでタダのコーヒーを飲めるだろうから。」と言う。
ギレルモは、ヴィゴにテトラ(安いワインのパック)をあげる。
ヴィゴ: アルゼンチンのワインだね!
ギレルモ: これを飲んだら、ジミ・ヘンドリクスなんて比べものにならないよ。このワインがあれば、LAもイチコロさ。
ヴィゴ: 飲んでみるの?
ギレルモ: いいや、あけずに持っていって。
ヴィゴ: 飲んじゃダメ?
ギレルモ: あけてみたいの?じゃ、あけよう。
ヴィゴがワインをあけ、2人ともワインを飲む。
ギレルモ: 最高!
ギレルモは、サン・ロレンソのマーチの一節を歌いだす。(サッカーのサン・ロレンソではなく、アルゼンチンの独立での戦いに捧げられた、愛国的なマーチ。ヴィゴは子供時代にこの歌を覚えたに違いない。) ヴィゴも歌いだすが、歌詞を変えてしまう。ギレルモは、それじゃ韻を踏まないと責めるが、ヴィゴは理解されないようにするためには、ハイ・トーンにすることが秘訣だと言う。2人はさよならを言う。