Q: 若手俳優で、とても立派な若者です。『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』でアカデミー賞の作品賞を受賞、現在は『Eternal Sunshine of the Spotless Mind』でジム・キャリーと共演。来週の金曜、3月19日に公開です。イライジャ・ウッドです。
[イライジャが入場し、ジェイと何か話しこむ]
そんなので番組を始めるのは良くないよ!(笑)
Q: みんな、どう思う?彼はグッド・ダンサーかバッド・ダンサーか?
[音楽が始まり、イライジャが踊る]
Q: ちょっと上手すぎだよ!少しChippendalesの動きをしてなかった?
ホントに?ストリッパーみたかった?
Q: ちょっとだけストリッパーっぽかったけど、平気だよ。女性はそういうのが好きだから。
そうなの?
Q: ところで、元気だった?オスカー・パーティ全部にいたんじゃない?
オーマイガッド・・・超現実的だよ。CLEAN SWEEP(完全制覇)だよ![観客が熱狂]
Q: オスカーにデートの相手を連れて行ったの?
いいや、デートの相手はなしだった。あぁ・・・ちょっと言い換えさせて。[飲み物を飲む] 僕のデートは3人のホビッツだった。4人で一緒に行ったんだ。
Q: この先も一生、他のホビットたちと一緒に過ごさなきゃいけないってわけじゃないんだろ?どこに行くにもホビットと...
(笑)。そんな感じに思えるよ。僕たちは友達だから、どこに行くにもホビット4人一緒なんだ。
Q: いろんなオスカーのパーティに行ったの?
驚くかもしれないけど、1つのパーティにしか行かなかった。LOTRのファンのパーティだよ。TheOneRing.net [観客が熱狂]
Q: それって、全員がファンなの?
アメリカン・リージョン・ホールに2000人くらいのファンが集まった。毎年やっているんだ。必ず誰かノミネートがあるからね。友人のバンドがそこで演奏するから、僕たちは少し早めにそこに行って、彼らを紹介して、ずっとそこにいたんだ。
Q: 彼らのことを “Ringers” って呼ぶの?
そう。リンガーズだよ。ちゃんと名前があるんだ。
Q: “トレッキーズ” みたいな感じ?(訳注:スター・トレックの熱狂的ファンのこと。大人になっても両親の家の地下室に住んでいるオタクな男性・・・というのが一般的なイメージ。)
[少し考えて]いいや・・・もう少しファンタジーっぽくって、もっとヒッピーで、それにグルーヴィで・・・SFオタクではないんだ。
Q: ファンで楽しむ人たちもいるけど、本当にのめり込んでいる人もいるよね。
リンガーズには女性がものすごく多いから、驚くと思うよ。ほとんどが女性なんだ。
Q: 本当に!?
70-30で女性だと思うよ。
Q: へえ、新しい映画にしては老けてるね。(訳注:そんなようなジョークです)
(笑)。でも、素晴らしいと思うよ!
Q: そりゃそうだろう!
(笑)。でも、面白いと思うんだ。だって、原作を読んでいるのは男性だし、原作には女性がほとんど出てこない。だから、ファンのほとんどは男性だと思い込んでいるけど、どういうわけか・・・
Q: ここにリンガーズは何人いるの?[観客に質問し、女性たちが叫ぶ]
ジェイ、僕の言うとおりだろ?
Q: リンときたね。(訳注:ringersとring a bellをかけた、くだらないジョーク)
(女性ファンが多いのは)オーランド・ブルームとヴィゴ・モーテンセンが理由に違いないよ。皆そうなんだろ?[と観客に話しかける]
Q: ちがう、ちがう、君だよ!君に電話番号を渡すよう、女性からこっそり頼まれてるんだ。
ナニ!?
Q: 実は、彼女キュートだったよ。
へ?へ?
Q: 彼女は死んで、担架で運ばれていっちゃったけど。
(笑)
Q: あそこにいるよ。[指をさす]
君なの?
[女性がイライジャに投げキッスをする]