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Interview by ジル・ラパポート

ジル： 『ロード・オブ・ザ・リング』でヒーローを演じるセクシー・ガイ、ヴィゴ・モーテンセンにとって、この役はファンタジックな旅だったようです。

彼はまだ有名でないかもしれませんが、ヴィゴ・モーテンセンは、ロード・オブ・ザ・リングの第１部『旅の仲間』のアラゴルン役により、有名俳優への道を歩んでいるところです。

ジル： 間違いなく今年最も期待されている映画の１つですよね。製作費は、３部作全体で３億ドルという莫大な規模です。あなたにとって、どんな経験だったか、話してくれませんか？

ヴィゴ： とっても長くて... この映画に関わった人にとっては、誰にとっても人生を変えるような経験だったと思うよ。壮大な物語に、超大作の撮影だったよ。

ロード・オブ・ザ・リングは、マジック・リングと悪を倒す旅について書かれた、J.R.R. トールキンのファンタジー大作に基づいています。

ヴィゴ： この話で好きなのは、１人のヒーローと１人の悪役がいるような、従来の大作映画ではないところなんだ。『旅の仲間』は３部作全体と同じように、グループで努力することについての話なんだ。

そのグループによる努力には、共演者のイライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェット、リブ・タイラー、そして、イアン・マッケランを含みます。

ヴィゴ： 皆よく働いたし、このキャストは役にぴったりだと思うんだ。だけど、物語を伝える上で邪魔になるような、有名人は入ってないんだ。

20年以上ものキャリアを持つこの43歳の俳優は、なかなか見事な一連の経歴を築き上げてきました。『カリートの道』、『G.I.ジェーン』、そして、批評家たちに絶賛された『オーバー・ザ・ムーン』などの映画に出演しています。

ジル： 強烈な役を演じてきましたよね。本当に良い役ばかり。思わず「この人、大好き！」って言ってしまうような。有名で、すごいスーパースター、ボックス・オフィスを引っ張っていくような、そういう人になろうとしているのですか？それとも、この時点ではただ良い仕事を求めているだけですか？

ヴィゴ： 分からないよ。この世界に長いこといるし、以前にも別の機会に聞いたことがあるよ。「これは大きな転機になるだろう」といったことをことをね。それが何なのか、何の話をしているのか、よく分からないし、全然気にしていないんだ。つまり、これまで面白い人たちと一緒に働くことができてラッキーだったということは認識しているけど、それ以上のことは... 僕たち個人あるいは全体として、どんな影響があるのかは分からないよ。僕はただ、皆がこの映画を楽しんでほしいと思っているだけだよ。